【新入荷】厚岸ブレンデッドウィスキー雨水(うすい)

日頃より麻布十番BAR新海をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

本日は北海道の厚岸蒸留所(堅展実業)より「厚岸ブレンデッドウィスキー雨水(うすい)」が入荷しましたのでお知らせいたします。

二十四節気シリーズの第二弾

今回の厚岸ブレンデッドウィスキー雨水の「雨水(うすい)」とは、立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられる「二十四節気」の表現の一つ。

厚岸蒸留所では、前回の寒露を皮切りに、年に3~4回のペースで計24商品を発売していく予定との事です。そのそれぞれに二十四節気の言葉を商品名として付けるのだということです。

今回の「雨水(うすい)」は二十四節気シリーズの第二弾となります。
寒露の発売が2020年10月28日でしたので、ちょうど4ヵ月のインターバルを経て第二弾のリリースとなりました。このペースだと年に3回のリリースとなるのでしょうか。

厚岸で熟成させた海外産グレーンをブレンド

今回の「厚岸ブレンデッドウィスキー雨水(うすい)」は、商品名の通り、”ブレンデッドウィスキー”です。

しかし、このブレンドされた”グレーン原酒”にも厚岸らしいこだわりがあります。
スコットランドから輸入した未熟成のグレーン原酒を、厚岸で樽詰めし3年間熟成させたものを使用しているとの事です。

このブレンドされているグレーン原酒が厚岸で熟成されているからなのか、もしくはブレンドの大半は厚岸のモルト原酒だからなのか、事前に聞かされていなければ”シングルモルト”と間違えるのではないかと思うほどの味わいに仕上がっていると感じます。

甘さとピート感、そしてチョコレートのような・・・

「ニューボーンシリーズ」、「サロルンカムイ」、そして「シングルモルトウィスキー寒露」と一貫して厚岸の特徴と言えるのが、原酒の甘味と厚岸らしい香りです。

厚岸蒸留所が特に力を入れているのが、樽詰め前の原酒を作る工程の中でも「糖化」の工程です。じっくりと時間をかけて「糖化」を行うことで、麦の甘味が最大限に引き出され、出来上がるニューポットの甘さに大きな影響を与えると厚岸蒸留所所長の立崎氏もおっしゃっていました。
そして、ニューポットの品質が高いからこそ、樽詰め・熟成後のウィスキー原酒の品質も高くなると考えられます。

厚岸らしい甘さと香り、爽やかなピート感、暫く時間をおくとシェリー樽由来(?)のチョコレートやダークカカオのような味わいも顔を出してきます。

ゆっくりと、香りと味を楽しみながら堪能されることをお勧めします。

テイスティングノート(メーカーより):ダークカカオ, カスタードプリン, レーズン, 柑橘様の香り、レモン, ライム, オレンジキュラソー様の爽やかな味わい、ホワイトペッパー様のスパイシー, ミルクチョコレート様の甘味が続きます。

今回も入手困難で希少品に

2020年10月28日発売の厚岸寒露が、発売当日にどの酒屋でも即日完売という状況でしたが、今回の厚岸雨水も同じ状況になりそうです。

事前にいくつかの酒屋さんへ問合せし、入荷状況などをお聞きしましたが「入荷予定なし」「僅かしか入荷しないし、販売先は決まっている」などが殆どで、入手困難な事は必至です。

BAR新海では、多くのウィスキー愛好家の皆様、そして、厚岸蒸留所のファンの皆様と感動を共に出来たらと思っております。

BAR新海では、麻布十番店はもちろん、虎ノ門店大門店の全店にて無事入荷する事ができました。興味のある方は是非お試しください。

<45ml:6000円、30ml:4000円、15ml:2000円>